究極の手乗り野鳥?コムギさん

コムギさんアーカイブ

はじめに

*筆者一家は移住のため、2014年8月21日にタイを離れ、コムギとお別れしています。
*コムギと過ごしたのは、2011年7月31日から、2014年8月20日までです。
*このページの内容は全てノンフィクションです。

「コムギ」は、ハタオリドリの一種「キムネコウヨウジャク」のオスで、色々と厄介かつ珍妙な鳥です。
事の始まりは2011年7月31日、強風で落ちていた巣から丸裸の雛の状態で保護した後、なんとか育て上げ、同年10月に放してやりました。

ここまでならよくある話でしょうが、コムギの特徴は、
手乗りインコや手乗り文鳥レベルで人に懐いており、野生に帰って何年経ってももそれが変わらない
というところです。
わかり易く書くとすれば、完全に自力で生きていけるにも関わらず、毎朝やって来て、庭で子供と遊び、昼飯にうどんやらを喰い、腹が膨れたら家に入り込み、人の手の上でのんびり羽繕いをし、挙句に昼寝をおっぱじめ、夕方になるとどこぞのねぐらへ帰って行くような鳥だということです。
我が家的には既に普通ですが、たぶんかなりおかしいです。

とにかく、野鳥の自由さ・逞しさと、手乗り鳥の愛嬌・人懐こさ・バカっぷりを併せ持っており、庭で娘達と遊んでいる様子などは、傍目から見るとちょっとしたファンタジー?らしいです。

困ったことになかなか信じてもらえず、長女に至っては学校で嘘つき呼ばわりされ、結局クラスメイト(&保護者)が大挙してやって来て、その様子を目の当たりにしてやっと信じてもらえたということもありました。
まあものすごく常識から外れた鳥だと思いますので、鳥好きの人ほど、素直には信じられないようです。

野生に帰した鳥が、その後も何年にも渡って同様に接してくる、というのがそんなに珍しいことなのかはよく判りませんが、少なくともネットで調べた限りでは、同様の例は1例も見つかりませんでしたので、どうやら私達は非常に稀な体験をしているっぽいです。

写真について

家の中で昼寝中
フォトギャラリー他、ページ内に多数の写真がありますが、写真は全て、コンデジまたはスマホで撮ったものです。そこまで写真に興味ないので一眼レフとか持ってませんし、そもそもコムギの撮影には望遠とか不要ですし。
なお本当にいい写真は、どうしても私達のプライベートに絡むものが多く、公開を見送った(というかお見せできない)ものの方が数多くありました。
まあ、顔が大映りなものはもちろん、PCの作業画面が映っている(これが結構多い)とか、パンツ一丁で寝ている私の頭の上で寝ている写真とか、やれ着ている服がアレなので出すなとヨメが言ったとか、まあとにかくそんなわけです。

また、不在期間の写真が無いのは当然ですが、それ以外でも人間側が多忙だったり体調を崩していたりした時期は写真が少なくなります。
あと整理していて気付きましたが、明らかにだんだん写真が少なくなってきています…つまり完全に日常化してしまっている、ということなんでしょうね。

動画も多数ありますが、同様の理由で公開できないものが多い上、そもそも本数が多く、整理どころか全部見れていません。
そのうち整理しようとは思ってはいます。

高床式住居の
1階がダイニング
それから、食事している場所は全て屋外です。
暖かい国&静かな田舎なので、食事は外でのんびりが基本でして、家の中で食べることは、よっぽど雨風が強い時くらいで、年に1度あるか無いかです。